お茶の富士秋山園:こだわりの茶師が育てる究極のお茶!秋山園
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2008 墓碑銘…名和川修氏のメッセージ…合掌



今から、約15年程前、名和川修氏が、秋山園を突然訪れたのです。

その当時使用していた製茶機械のメーカーさんが、紹介者で、製茶方法を勉強したいということで、二番茶の最中、富士市内に逗留しながら秋山園に、来ました。

じつは、名和川氏は広島原爆被爆者であり、その地獄体験の生き証人であり、また『日本カニガラ農法』の先駆者でもあり、御本人が元農業改良普及員であったこともあり、その当時の有機農法実践者としてもその名を馳せていたかたです。

名和川さんは、島根県に在住し、自園自製自販の茶生産家でした。島根県辺りでは、美作(みまさか)番茶の産地で有名で、全国的には下級茶産地でした。

同じメーカーの製茶機械でレベルの高い茶が生産できることを、つぶさに研究し、また質問しながら、色々観察していきました。

昼ご飯などを、一緒に囲みながら、被爆体験の話をしてくださいましたが、夏とは言いながらも、御本人は体温調整がうまくできないといって、厚い靴下とももひきをはいていたのが印象的でした。

名和川氏の被爆体験の話は、写真の本にて、数々の証言とともに書き記されております。

本文中、182ページより

呉海軍鎮守府から軍医が五人来て、「体内にある放射能を早く排泄するのには緑茶が一番良い。その次が新鮮な野菜だ」と言われた。「これからどしどしお茶を飲むことだなぁ」と力説された。



グラマンの機銃掃射にて危うく難を逃れ、操縦士の顔と目(サングラス)があった話など…

さて、名和川氏の発言で忘れられないことがあります。それは

『私は、被爆者だが、何とかこうして生きながらえているのは、間違いなく、毎日毎日お茶を飲んでいるからだ。お茶がなかったらこうして生きていることはできなかっただろう。お茶には不思議な力があることは間違いない。被爆者の私がその生き証人だ。』

また『アメリカ人には、私が作ったお茶は絶対に売らない。こんなに体に良いものを、私の身体をこんなにしたアメリカ人には売ってくれと言われても絶対に断る。』ともおっしゃってました。

さらに、昨年二月に、十数年ぶりにお会いした際には、『アメリカ合衆国大統領が謝罪したら、原爆を落としたアメリカを許しちょる。』と高笑いしておりました。

名和川氏の、御家族様からの喪中の葉書で、名和川修氏の御逝去を知りました。
心より、哀悼の意を表します。

享年82歳…合掌

実に、感慨深いご教示、感謝申し上げます。秋山園、秋山勝英

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