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読破!「海賊と呼ばれた男」


昨年ベストセラーとなった小説、「海賊と呼ばれた男」を畏友から贈呈され、半年以上経ってから、やっと読む機会を得ました。出光興産の歴史経済小説ですが、ノンフィクションであり、史実に基づいたストーリーが、なかなか緊張感を持って書き綴られておりました。上下二巻、約8時間で読破しました。



読後感は、ストーリー的にはまずまずだが、文章表現に物足りないものを感じました。具体的には、ストーリーを織り成す人物などは良いのですが、背景となる景色や匂い、風や空気感などの表現がもの足りないと思えたのです。人物以外の周りの風景表現や、五感を生かした感覚表現のセンスが良ければ、読みながらもゾクッとするような臨場感が味わえて、もっとすごいだろうと思いましたが、それが私の読後感です。

出光興産創業者出光佐三氏の生き方が、日本人としてのアイデンティティーを鼓舞するきっかけになるものと思います。まさしく、人は歴史なりですね。多くの人物が多くの人材足りうる話です。惜しいかな、ストーリーの織り成しに、女性の登場人物が少なすぎるので、やや現実味に欠けて見えてしまうのが残念かなと思います。


なお、文章内において、私が読めなかった漢字は一語ありました。「嗤」という漢字です。「わらう、あざわらう」と読みますが、なかなか難しく、新たな難読漢字に追加します。また、四字成句も多彩にちりばめてあり、再度読む時には、リストアップしてみたいものです。


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