京都方面視察研修にて


静岡県農業経営士協会茶部会総勢21名にて、奈良県月ヶ瀬、京都府和束、城陽市、京田辺市において、茶関係の方々と交流を兼ねての視察研修を行いました。
写真は、城陽市の菊岡さんのところでの、碾茶のあら茶です。菊岡さんは、碾茶の世界では、日本一の実力者であり、その肥培管理には、目を見張るものがあります。私は2回目の訪問となりましたが、今回は、菊岡さんの肥料に対する考え方に焦点をあてて、観察意見交換に伺いました。



菊岡さんの名刺には、碾茶農家という肩書があります。碾茶農家としての誇り、プライドの表明でしょう。心意気を感じる名刺です。菊岡さんは、独自の販売方法で、直接問屋さんと取引しているようです。すべて自然仕立ての手摘みで、一番茶のみの生産です。その取引はすべて相対のようですが、取引先との信頼関係が重視されているようでした。菊岡さんの碾茶は、すべてが茶道の御点前用で、家元御用達のお茶になるものです。特定の抹茶専門店に引き取られていくようです。お茶菓子に、菊岡さんの指定菓子店製造の抹茶菓子をいただきましたが、すこぶる上品な優雅な抹茶の旨味を感じました。おもてなしの心を然り気無く演出なさるところは、流石です。
21名という大人数で押し掛けたにもかかわらず、非常に刺激的な勉強になりました。ブログ上ではございますが、改めて、菊岡様にお礼を申し上げます。
秋山園、代表茶師秋山勝英