今年も、萱刈り行ってます


掛川方面には「茶草場農法」と言われた、特殊?な栽培方法でお茶が栽培されているとのことで、世界農業遺産なんだそうです。
さて、秋山園では、わたしが30年以上、親父の代からは、50年以上の「茶草場農法?」が行われていることになります。写真を御覧の通り、東富士演習場内の萱(ススキ)を刈り倒して茶畑にいれます。特に、新植茶園には、大変有効な有機物資材となります。



恒例の行事化した草刈りですが、ここ数年でかなり変わってきました。ほとんど他の刈り人が居ません。10年以上前には、陣地取りのように、刈り倒しながら、他の刈り人と競いあって、自分の刈り倒し分を確保したものです。
他の刈り人が居ない分気は楽ですが、ライバル不在は、気力の衰退にも繋がります。それでも、今年は例年並み以上に、刈り倒しました。これから、基本的には土曜日日曜日の入山となり、1月末まで、萱の束作りをして持ちかえってきます。新茶前には、全量を畑に敷き込みます。冬のメイン作業とも言うことができます。土日がメインとなるので、休みがないと言うことにもなりますが…
気になることが…
豊富な有機素材を生かす農家が減っていると言うことが意味するのは、農家の高齢化と産業人口の衰退を意味するのでしょう。私も凡そ35年の従事となりましたが、我々自営業は、定年退職なし、退職金なし、働き続けなければなりません。潤沢な金融資産もあるわけでもありません。
幸いにも健康な身体を活かしながら、皆さんに喜んでいただける農産物を作りながら、死ぬまで働き続けなければならないでしょう。妻や家族には迷惑なことだと思いますが、それが私の生きる道(何かのタイトルですね)なのでしょう。論語の天命を知ることの意に繋がるか…
あくまでも、俗人の戯言と御理解ねがえれば、有難いと思います。
12月14日記(旧暦の12月14日は討ち入りの日)
秋山勝英

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