剣道大会で見たもの

長女の中体連を見に行ってきました。
長女は剣道部。人員の関係から一年の夏休みより剣道初心者にもかかわらず、“部長” などと言う大役をおおせつかり、微力ながらも部員9名の部長を務め、今年度は新入部員6名を加え、小さい部ながらも頑張っていたので、中体連の会場も近いし、日曜日、初めて応援に行こうかな。と思い立ち主人に許可をもらい、応援に行きました。
そこで私が目にしたものは・・・


娘の学校の剣道部は、3年生がいません。
当然他校は3年生最後の試合。気合が入っています。
当然剣道部 学校代表として試合に出てくる人たちは、道場に通うなどして日々鍛錬を重ねている経験者が多く、その迫力に驚いてしまいました。
当然初心者の団体の我校が歯が立つはずも無く・・・
それでも、「ヤー!!!!!!--」と向かって挑んでゆく子供たちに胸が熱くなりました。
この子達は試合のたびにどんな思いで、会場に入るのか、どんな思いで相手に向かってゆくのか。
我子はどんな思いで部長としてみんなと接しているのか・・・
帰宅後もその事は娘に聞けませんでした。
そんな娘の学校に、来年3月まで「中学の現状の把握?」に来ている先生が、なんと “剣道七段!”
部活の指導も5月頃よりしてくれるようになりました。
部活参観日の日にその七段先生の指導も拝見させていただきました(お名前を出してしまうのは、はばかるので、失礼ながら「七段先生」とさせていただきます)顧問の先生も品格のある指導をなさいますが
七段先生も落ち着き払って、指導をなさっており、体育館の中で、剣道部の場所だけが 澄んだ空気 が流れているようでした。
中体連剣道大会も、狭い会場ながら、それぞれが神聖な感じがして勝っても負けても 「平常心」 と言うような感じがしました(もちろん試合中は声掛けをして応援していますが・・・)
日本武道は「礼に始まり 礼に終わる」
今回の試合では、制限時間3分の間に、二本とられたら試合終了。
この短い時間に全集中力を切らさず、瞬発力を持って相手を読み、自分の心も読む。
すごく体力の要る武道 だと思いました。武道たるもの皆そうなのでしょうが・・・(私はド素人なので変なことを書いていたらごめんなさい。)
この春 静岡県で剣道八段に昇段した方がいるとニュースになりました。ニュースになるほど凄いんだ!と何も知らない私は感心して聞いていたのですが、先日新聞に

八段の品位と
   八段の重責

と題して 「八段」について書かれてありました。
「八段には受験資格がある。一つは46歳以上と言う年齢制限。
もう一つは七段取得後十年の修行を行ったもの。
この十年という歳月が、八段の重みを表している。
全日本剣道連盟の称号・段位審査規則に言う八段とは「剣道の奥義に通暁、成熟し技量円熟なるもの」に与えられる段位。・・・・・・・・・・・
今回昇段した山本勝次さんは、八段と言う最高段位を取得したからと言って剣道に対する姿勢は何一つ変わらないそれは最高段位を取得しても自分自身を「未熟者」と表現する姿からもうかがえる。
                     静岡新聞 H19年7月22日 日曜版より 一部抜粋
最近の子供を取り巻く情勢に失望感を覚えていた私は、この試合を見に行き「日本にも まだこんな世界が残っていてのか」となぜか安心しました。
そして、日頃 時論 自論に流され、自己主張ばかりしている自分が恥ずかしくなりました。
剣道の試合を見に行き、自分の「生きる姿勢」 と言うものを考えさせられました。
と同時に「お茶づくり」にも「お茶を売ること」にも同じものを見れるのではないかと思いました。
じっくり時間をかけて考えて行きたい事です。
良い試合を見せてくれた富士市中学剣道部の皆さん「ありがとうございました。」