新茶最前線No.6


写真は、秋山園選抜オリジナル品種の「翔春」です。秋山園所有の品種茶としては、群をぬく特徴があります。萌芽時期はワセ種の中ではやや遅いが、萌芽後の生育スピードは他の品種茶よりも優れています。名馬ディープインパクトに似ているかも…それと、茎の太さが普通の茶の茎よりもはるかに太いのです。植えてから間もなく10年程になります。製法は現在研究中ですが、香気に特徴があることは、自覚しております。


お茶の製法は、様々な方法がありますが、香りの発揚には、なにがしかのストレスが必要であるらしいことがわかってきています。品種ごとの特徴を生かすためには、萎凋などのストレスのあてかたにテクニックがあるのかもしれません。
鮮度重視の傾向にあるのが茶業界ですが、中国や台湾などから学ぶこともあるような気がします。
何回かやって、だんだん進化しながら製茶方法に工夫がなされるものと思います。翔春もきっと何かの技を用いると、その特徴が生かされるものと思います。