暖冬の草刈り


掛川では、伝統農法の茶草場農法が世界遺産として、盛り上げに夢中だが…秋山園でも推定60年以上は、茶草場農法と同じことをしているのです。秋山園から車で15分も走ると広大な草刈り場東富士演習場があります。ここから冬場好きなだけススキいわゆる萱を刈り取って持ち帰ることができます。私も、既に35年あまりやっています。冬の恒例行事です。



それにしても、暖かい冬です。今までに一番暖かい草刈り場です。萱がまだ青いのが写真でも判ることと思います。30年前には、朝はバリバリに凍りつき、その中を寒いので、仕事をやって身体を動かしていないと、さむくて居られない状況だったのが嘘のようです。暖冬のお陰で、道路の凍結もなく、スムーズに走れるのも、良いことなのですが…
またさらに、農家の意欲もなくなってきたのか、草刈り場に来る人も極端に減りました。草刈りのエンジン音が聞こえません。近くでエンジン音がすれば、負けじと刈り続けたものです。草刈りは、農家の季語のご挨拶でしたが、近年は、死語となりました。
日本農業衰退の現実を間近に肌で感じとることができます。
さあて、富士山を仰ぎみながら、怪我でもしないようにゆるりと仕事をしましょうか。
草刈り場で食べる、愛妻?(笑)弁当は特に旨いのです。白菜の漬けものも何故か旨いのです。
東富士演習場より、茶師秋山勝英12月6日報告