地元、今宮浅間神社のイチョウが散り始めました。
暖冬のためか、黄色の色に冴えや深みが感じられません。
私の拙い記憶では、イチョウは公孫樹とも、漢字で表記するらしい。
勿論、銀杏と書いて、イチョウともギンナンとも発音しますね。
神社仏閣には、イチョウの木は多く見られますが、いろんな理由があるようです。
イチョウは、燃えにくいので、防火や類焼を防ぐためとか、ギンナンを病気の時に利用したり、保存食にしたり、夏場の木陰作り、また、イチョウが大きくなって神社仏閣の目印や、大量の落葉が、広い境内ならば、さして問題にもならないなどの理由があるようですね。
ギンナンの塩炒りは美味しいですね。酒のつまみになかなかです。出来れば、囲炉裏端で、炭の燃える匂いのところが良い。
昨日、このイチョウの落ち葉が、問題になり、イチョウを伐採する計画がある町があるということでした。様々な事情があるにせよ、よーく考えて、イチョウの身にもなってみたら如何かな?人間様の都合だけで、判断してしまうのも、品格のない話です。
そう言えば、12月のカレンダーの隅にこんなことが記してありました。
『金を積むより、徳を積め』御意にござりまする。