秋山園今年の10大ニュース

師走になり、慌ただしい年の瀬ですが、私なりの今年の10大ニュースをまとめてみました。
それでは、秋山園発の10大ニュース発表です。


(1)寒波の影響で、早生系のお茶被害大。その他の農作物も被害あり、一年通して影響が見受けられました。梅の実はたった三個しかなりませんでした。

(2)初めて、紅茶を作りました。特に、四貫機での少量生産紅茶は、高い評価を受けました。手元に、ほとんど残っていないのが残念ですが、他の紅茶は、廉価販売にて、好評です。また来年も作ります。

(3)猛暑にて、茶栽培の手順変更を余儀なくされました。余りの暑さで、茶よりも人間の健康管理を最優先いたしました。個人自営業の悲しいサガですね。ただし、重要なポイント及び、上級茶生産圃場は、やはり手をかけました。

(4)家族揃って富士登山をしました。多分二度と無いだろうということで、親子ともども、励ましあって無事頂上に立つことができました。私は、昨年初登山してから、四回の登山となりました。富士の病とも言います。

(5)里芋が大豊作でした。しかし、収穫調整の手間が予想以上にかかり、本来の茶管理作業に影響がでました。来年は、作付面積を減らします。

(6)紅茶製造研修に、枕崎の試験場に伺いました。また、根角教授や武田先生にも直接レクチャーを受けることができたのは、最高の研修内容となりました。また、関係機関の皆様や研修にお力添えをいただきました鹿児島県茶生産者に、この場を借りてお礼申し上げます。

(7)中山間地100銘茶に選ばれるも、受賞を辞退いたしました。実は、2品種が選ばれましたが、諸般の事情を考慮に入れて、今回の受賞は、お断りいたしました。また、来年にでも考えます。

(8)世界お茶祭りにて、秋山園のお茶が、高級ボトリングティーとして、デビューいたしました。また、イタリアン料理とのオマージュを楽しみました。川勝平太静岡県知事にも、「いよいよこういう新しいお茶の楽しみ方が登場してきましたね」とのコメントをいただきました。使用品種は、印雑131です。個性派の香りを楽しみました。

(9)リーフ茶の需要が伸び悩み、猛暑の影響もあり、茶業界が底冷えの景気状態であります。日本人の人口減は2004年から始まっているようだが、消費人口減はあらゆる分野に影響があるらしい。

(10)農業転換期に入ったことを痛感します。作っても売れない。消費者は、安いものを求めている。必要なものを最小限しか買わない。つまり、消費性向が、完全に変わってきたということです。可処分所得の目減りが、市場の消費者心理に変化をもたらしたとも言えます。

以上、かいつまんで書き記しました。

以前にもお話ししましたが、「チーズはどこへ消えた」という話ではないが、我々の日常は日々刻々と変化しているということを忘れてしまっているのではないのか?今日の今の状態は明日も同じではない。常に変化しつづけており、急激な変化もあり得るし、気付かないでいるうちに状況は少しずつ変化しているのである。「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」ですね。常日頃から状況の変化に敏感になり未来を予測し、不測の事態も想定内に入れておくことが、急激に訪れるかもしれない状況変化に対応できる能力の持ち主であろう。

年の瀬に10大ニュースを記しながら、来年の準備にも心馳せる秋山園・秋山勝英でした。(-_-;)

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