紅富貴有効成分の違い・・・なぜ故?

 紅富貴のアレルギー抑制効果有とされるている有効成分はメチル化カテキンです。
その成分数値がいろいろとあるのは皆様ご存知でしょう。
我々、栽培から製造販売まで行っている者から判断すると、
分析数値の違いは・・・・・・・・・・・・・


(1)栽培地の違い
  これは、その有効成分メチル化カテキンは、光合成における副産物であろうと考えられ、
日照時間や、日照量によって異なるとされております。
現に、沖縄方面でも紅富貴は栽培されておりますが、その有効成分は1番茶から
2.2グラム/100g以上もあるものがあるそうです。
秋山園では、日当たりの良い畑を選定し、南側に遮蔽物の無いところに定植してあります。
(2)栽培方法の違い
  紅富貴は紅茶用品種ですが、非常に特徴があります。
樹勢がとても強く、芽の伸び方、枝ぶり、どれをとっても同じ茶樹でありながら{やぶきた」
とは明らかに違います。
 そこで紅富貴に合わせた栽培方法、肥培管理や仕立て、例えばある種の肥料成分を
増やしたり減らしたり・・・只今研究中です。かなり分かってきましたが秘密です。
(3)荒茶製造方法の違い
  もとの原料生茶葉の熟度や萎凋度合い、製造工程の温度管理、熱関係でもかなりの
違いが出るようです。
秋山園は、各試験研究機関および日本各地の生産者情報を総合的に判断し進めております。
(4)仕上げ方法の違い
  荒茶をストレートにパウダー処理、簡易仕上げにすると仕上げ工程での成分値低下は少ないと
思われますが、やはり、”呑み易く”を基本理念におきますと、多少のロスは(有効成分低下)は
覚悟して製造いたしております。
特に秋山園パウダーは、他社と比較すると、粒度及び”のどごし”(ざらつき感が少ない)
良くなるように気を使っております。
いわゆる、茎、もうじ、ケバ類をていねいにはずし、有効成分が多いとされている本葉のみを
用いてパウダー製造いたしております。
(5)どの分析数値を成分分析結果として使うか
  つまり、一般的に紅富貴とは言っても、年三回以上の収穫が出来ます。各茶期ごとに
成分値は異なり、最も有効成分値が高いとされているのが、秋冬番茶(10月頃収穫)です。
1番茶(5月中旬~)2番茶(7月中旬~)にも有効成分はあるのですが、秋冬番茶よりやや少ない
のが現実です。
 そこでどの茶期のものを使うかによって成分値は異なります。
従ってグレーゾーン表示(秋山園判断)では、例えば秋冬番茶の成分の高いものを荒茶分析値として
公表し、「その荒茶葉を使用しております。」と説明する場合があり、それを仕上げると実際は、
その公表数値よりも低いのが現実です。
だから本当は、消費者皆様にお渡しする最終商品の成分分析値が正しい成分値であると
秋山園は考えており、その通り実施公表しております。
有効成分分析値表示の違いについて、消費者の見識眼を養う意見としてお知らせいたします。
 このような意見、考え方は秋山園が真に生産現場に直結し、消費者皆様のために生産販売
をしているからです。今後ともよろしくお願いいたします。
                        文章作成責任者 秋山園代表茶師 秋山勝英