発酵を、ある一定の段階で止めなくてはなりませんが、ひとつの手法として、釜炒りも試験的にやってみました。
釜炒りによる発酵止めは、現場にいらした武田先生の発案でした。
試験研究者らしく、様々な手法を提案して実践してみるという考え方です。
そして、そのなかから日本的和紅茶は、このスタイルというものが欲しいですねというお話でした。
釜炒りの釜は、大きめの中華鍋を斜めに据え付けて、下からガスで加熱するものです。少量の釜炒りならば十分な設備です。
手炒りですから、火傷に注意したいですね。
追伸、枕崎の陽射しは、肌に刺すような陽射しです。また、スコールタイプの通り雨もあります。その地に合ったそれぞれの農作物品種が、やはりあるようです。お茶で言えば、頴娃・枕崎辺りではヤブキタ種はあまり適さないようです。
適地適作、また適材適所しかりです。