自然仕立て 一芯二葉 手摘み

富士秋山園のお茶は自然仕立て一芯二葉手摘みです。

自然仕立てで栽培されるお茶は、一年かけて樹形を作り上げ、一年にたった
一度手摘みをし、製茶されます。
春 一番茶の後、地上30cm以下の所で茶樹を切りそろえ、6~7月の夏に新しい枝を伸ばし始め、夏の間に翌年の新芽のエネルギーになるための母葉を作ります。
そして立冬まで自然の状態で伸ばし続けます。その後11月下旬~12月にかけて
頂芽をつみ取り 摘芯して春芽吹く新芽の調節を一枝一枝手作業で行います。
翌春 約一年かけてエネルギーを蓄えた母葉の付け根から最上級の新芽が伸びてきます。
手摘み作業の前5日位被覆して、日光を遮り色合いと味の充実を計ります。
そして数ある芽の中から一枝のうち上から4芽ぐらいでしょうか、それぞれ一芯二葉つまり芽の芯から二枚目までの葉をつけた状態で、丁寧に手摘みをします。
一人一日4kg(生葉で)以下しか摘めません。
その葉を今はほとんど見られなくなった昔ながらの四貫機の製茶機械で5時間かけて丹精込めて作り上げます。
このクラスのお茶になりますと成分も充実し、玉露を上回るアミノ酸系の旨み成分も、カテキンやカフェインなどの苦渋み成分なども豊富に含まれていますので、淹れ方次第で味がとても変わります。 
釈迦に説法とは存じますが、ぜひ一煎目は温度を下げて豊富な旨み成分を味わっていただき、お茶特有であるテアニン効果でリラックスしていただけたなら、 茶の極みを感じる事が出来ると思います。
これこそ茶栽培、製造の喜びであり、まさに「茶は嘉木である」の境地でありましょう。