落日・我が家からの夕日

かつて、「陽はまた昇る」というタイトルの本がありました。

沈みゆく夕日を眺めながら、また今日が終わってゆくと思うのです。


落日と言えば、隆盛を極めた者の、落ちぶれ始めた姿と重ねあう思いに至るのは、何故だろうか?

栄枯盛衰、盛者必滅の理を常とし、諸行無常の境地の仏教感に至れば、欲もすて去り、静かに時の流れに甘んじ、色即是空、空即是色と唱えて、己れの朽ち果てんとするを悟りて死なむとする。

誠にはかなきは、この世の道理なり。

などと、さして深くもない宗教感に浸ってしまいました。

これ至極、夕日のなせる業なり。