26年間の草刈・・・まだ続けます!


 今年も恒例の草刈です。私は23歳(一浪経験あり)から連続26年になりますが、毎年この時期は
富士山の裾野、陸上自衛隊東富士演習場内の草(かやorすすき)を刈り取り、茶畑に敷きこんできました。この草は土壌を肥沃にするためには最も効果が大きいとされる有機質素材です。
私の父の代からも毎年運び込まれておりますから、年数で言えば、約50年以上有機質素材として
入っている事になります。
草は約一年で分解し、土へと変わっていきます。寒い冬はマルチング効果として、保水、保温の
役目をし、夏場は旱魃対策や雑草抑制効果もあります。最終的に分解して腐食質として土になります。
非常に有効な有機質素材です。土壌の物理性や微生物特性が良くなり、根に活力が出てきます。


 今年は推定2トントラック20台分くらいはあるでしょう。
なにせ、草刈初心者の研修生横谷君がはりきって、私の1/3ぐらいの仕事はできたでしょうから。
本人はだいぶバテたようです。ご苦労様でした。力任せではなく、色々考えながらやらなければならないことを学んだようです。
 
 ココだけの話ですが、家の女房も中々草刈は上手ですよ。ストレス発散に良いといってましたが・・・

12/5~12/10の6日間は連続して演習場内に入れるのですが、その内4日と半日は私が連続して刈り続けました。温暖化の影響か、最近の傾向として、まだススキが完全には枯れていません。葉先がまだ青いのです。一昔前ならば、道路は凍結し地面はカチカチに凍っていたものですが、この頃は霜柱があれば寒い方です。弁当も外で食べても寒くありません。昔は寒くて車の中で食べたものでした。
 また日本農業の衰退を暗示するかのように、今年も隣の刈り人が減っていきました。
巡視の方の話では、昨年の2/3の刈り取り人口だそうです。33%減です。
農業就業者の高齢化と、産業としての衰退が現実化してきていることの証明でしょう。
こうして秋山園では毎年この時期秋山勝英が草刈に励み、正月返上で(妻はあきれ顔)
草の束を作って山から下げて、毎年毎年茶畑に入れ続けております。
 皆様に、少しでも”美味しいお茶”をお届けするために、地道な努力作業を、今年も黙々と
続けるのであります。

月末には刈り取った草地に、愛犬の”ゼン禅”を連れて行って放してやろうと思っています。
独りでの山仕事はつまらないので、話し相手の代わりでもしてくれると思います。